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・・・本当です。
なぜなら、賃貸住まいの場合に受けられる、「住宅扶助」を受給しなくてよく、資産を有効活用しているとみなされるからです。
ただし、持ち家で生活保護を受給するには、持ち家の評価額が2000万円以下でなければいけません。2000万円と言うのは一つの目安で、お住まいの地域によって金額は前後します。
500万の地域もあれば、3000万の地域もあります。
要は、お住まいの地域で、安い賃貸より持ち家に住んでもらうほうが生活保護の費用がかからないと判断されるケースに限り、持ち家でも生活保護は受給できるというわけですね。
その場合、原則、売却しなければいけません。売却して売却益で賃貸住宅に入った後、「お金がなくなれば申請にきてね」となります。
もちろん、ローンがある場合は生活保護を受給できないため、売却益でローンは返済しなければいけませんよ。
あります。
賃貸であれば、生活保護の一つである生活扶助費を受給できますが、その上限額が住んでいる地域、世帯人数によって決められており、例えば東京の場合、単身世帯では約53,000円、二人世帯では約64,000円、三人世帯で約70,000円となっています。
そのため、仮に持ち家から賃貸に引っ越しても、生活保護を受けることになった場合、住宅扶助よりも高い家賃なら引越しをしなければなりません。
まずは、持ち家の評価額を調べてみましょう
いえ、まずは、ご自身で持ち家の評価額を調べることからスタートです。
なぜなら、実際の家の評価は福祉事務所が行うため、申請に行っても家の評価の調査に時間がかかるからです。
そのため、まず、ご自身で概算でいいので家の評価額を調べて、その結果とともに申請に行くとスムーズにことが進みます。
コロナの影響で相談者も増えており、福祉事務所も多忙になっています。しっかり準備した上で相談に行くことで、担当者の心象も当然、良くなりますよ。
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・・・この流れです。
特に、ローンがある場合は生活保護は受給できないので、売却して返済できるのか、できないのかも事前に把握できていれば安心です。
とにかく、先に評価額が分かっていなければ、二度手間、三度手間になるので、先に評価額は調べておきましょう。
万一、家を売ってもローンを返済できない場合は、福祉事務所と念入りな相談が必要なので、返済できるかの結果が分かった上で相談に行くことが大切ですよ。