固定資産税は誰でも1/2に減額できるってホント?

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・・・いえ、特定の条件を満たした場合に限りです。
毎年1月1日時点で土地や建物の所有者に課される固定資産税は、人が住んでいても空き家であっても支払う義務があるため、支払い税額は安いに越したことはないですよね。
減額できる条件
- 【土地】住宅用の建物が建っている
- 【建物】新築の場合
そのため、土地の上に居住用の建物があって、かつ、新築であれば固定資産税は減額できると考えてOKです。具体的な減額条件や計算方法は下記のとおりです。
例えば、下記のケースで計算してみましょう
- 土地の広さ:200㎡
- 土地の評価額:1,800万円
- 新築一戸建ての評価額:2,500万円
STEP.1
特例を適用できる条件を確認する
- 土地:1/6
- 家屋:1/2
STEP.2
固定資産税を計算する
- 土地:1,800万円 × 1/6 × 0.014 = 4万2000円
- 家屋:2,500万円 × 1/2 × 0.014 = 17万5000円
MEMO
仮に、土地のみで住居用の建物がなければ特例は適用されず、「評価額 × 1.4%」が固定資産税となります。評価額ってなに?どうやって算出するの?
評価額とは固定資産税評価額のことで、各市町村の評価員が個別に決定しています。そのため、支払通知書がくるまで正確な評価額を調べることはできません。
ただ、実勢価格を使えばざっくりした目安の金額は算出が可能ですよ。実勢価格とは不動産が実際に取引される価格のことです。
【2STEP】カンタン計算方法
STEP.2
実勢価格 × 0.7
算出価格に0.7を掛けます。その価格が目安の「固定資産税評価額」になります。
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・・・めちゃくちゃ簡単ですよね?
あとは、先述した計算式で固定資産税を計算していくだけですので、所有不動産のざっくりとした固定資産額を計算したい方は一度、調べてみてください。
もし、売却するなら高額査定してくれた業者に任せて売却するのがおすすめですよ。
※あくまでも机上査定のため、家族にも内緒で査定できます。
MEMO
正確な評価額が知りたい場合は、最後の「訪問査定を希望しますか?」の項目で「はい」を選択したらOKです。