住居確保給付金は住宅ローンにも適用されるってホント?

住居確保給付金は住宅ローンにも適用されるってホント?

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・・・いえ、適用されません。

残念ながら住居確保給付金が適用されるのは賃貸だけです。そのため、家を売却したや、住宅ローンが払えず競売にかけられたなどで、賃貸に引っ越しをした場合にしか適用されません。

では、ぎりぎりの状態で住宅ローンを支払っていて、給付金などの支援がなければ近い将来、住宅ローンの返済が遅れてしまいそうな場合、どんな対策をすべきなのでしょうか?

すぐに競売にかけられるわけではないので安心してください

住宅ローンを滞納すると持ち家を金融機関に競売にかけられるのは確かですが、決してすぐに競売手続になるわけではありません。

一定期間は利息のみの返済となったりと返済困難対策がとられ、それでも滞納状況が改善されない場合に、全額返金請求や競売手続きという流れですすんでいきます。

そのため、ローンの返済が厳しい状況に追い込まれているなら、住宅ローンを組んだ金融機関にまずはご相談ください。

絶対に、消費者金融やカードローンなどに手を出してはいけません。確かに一時的に住宅ローンの支払いはできますが、金利が15%以上と借金が更に増えるだけです。

滞納前に金融機関に相談をすると、リスケジュールといって一定期間の支払いを猶予してもらえる可能性もあります。金融機関も競売はなるべく避けたいですから、柔軟に対応してくれますよ。

滞納後だと印象はよくないので、できれば滞納前にご相談されることをおすすめします。

一括返済できるかも確認しておくべき

売ることは選択肢に入れていないかもしれませんが、給料など収入面の問題が改善されない限りは、いずれ考えざるを得ない問題です。なので、まだ余裕があるうちに、もし家を売ったらどうなるかは調べておきましょう。

STEP.1
住宅ローンの残債を確認する
STEP.2
マイホームの価値を調査する
STEP.3
一括返済できるか確認する
マイホームを売却した場合、住宅ローンを一括返済が可能か(アンダーローン)、住宅ローンを払いきれないか(オーバーローン)を確認してください。

家を売る場合、問題になるのが家を売っても住宅ローンが500万円残ってしまうなどのオーバーローンのケースです。

この場合、預貯金や親の援助などで一括返済できるかを検討し、それでも難しい場合は、任意売却といって金融機関に相談のうえ家を売却し、残った残債を毎月5,000円~20,000円ほどで返済していかなければいけません。

任意売却は競売と違い、市場価格に近い金額で売却できるため、多くの売買代金を手にできるメリットがあります。

ただ、任意売却は金融機関にメリットがある方法ではなく、簡単に承認が降りないため、任意売却を支援している専門の会社などに力を借りる必要が出てきます。

通常の売却でも何とかなりそうか、それとも任意売却かはすべて売却できる金額次第です。

そのため、まだ余裕がある今のうちに、ローンの残債を確認し、家がどれくらいで売れるかを調査しましょう。家の売却価格は、複数の不動産会社に一括で査定を依頼すれば、最も高い査定額を知ることができますよ。

全国で1,900社以上の優良不動産会社と提携しているイエウールであれば、下記のようにチャット形式で質問に答えていくだけので非常に便利です。

※あくまでも机上査定のため、家族にも内緒で査定できます。

近年の住宅価格高騰の影響でイエウール利用者の3人に2人はローンを完済できる高値で売却ができているようなので、イエウールを使い持ち家の売却価格を調べてみましょう。

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MEMO
正確な評価額が知りたい場合は、最後の「訪問査定を希望しますか?」の項目で「はい」を選択したらOKですよ。


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