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・・・本当です。
なぜなら、基礎控除(3,000万円+法定相続人の数×600万円)が最低でも3,600万円あるからです。
仮に、父親が他界し、母親・長男・長女の3人が相続人なら、基礎控除額は4,800万円となり、4,800万円までは無税となります。もし、相続人があなただけなら、3,600万円までは無税となります。
実際、国税庁の発表した資料によると、平成30年に土地含め、相続税の課税対象になった人は8.3%というデータのため、10人中9人は相続税を支払うことはありません。
いえ、そういうわけではありません。なぜなら、相続税の申告が必要なのに申告をしなかった場合、追徴課税で余計な税金を払わないといけなくなるからです。
そのため、相続が発生した際に備えて、土地含め遺産がいくら以上であれば相続税の申告が必要になるのか?はシュミレーションしておく必要があります。
相続税の計算方法
この計算式です。課税対象額を算出できたら、後は下の表に当てはめるだけです。
課税対象額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1000万円以下 | 10% | – |
3000万円以下 | 15% | 50万円 |
5000万円以下 | 20% | 200万円 |
1億円以下 | 30% | 700万円 |
2億円以下 | 40% | 1200万円 |
3億円以下 | 45% | 2700万円 |
6億円以下 | 50% | 4200万円 |
6億円超 | 55% | 7200万円 |
- 相続人:母・長男・長女
- 遺産総額:8,000万円(家含めた相続財産)
- 基礎控除額:4,800万円(3,000万円 + 600万円 × 3人)
- 母: 3,200万円 × 1/2 = 1,600万円
- 長男: 3,200万円 × 1/4 = 800万円
- 長女: 3,200万円 × 1/4 = 800万円
- 母: 1,600万円 × 税率15% – 50万円 = 190万円
- 長男: 800万円 × 税率10% = 80万円
- 長女: 800万円 × 税率10% = 80万円
よって、家族の相続税の総額は350万円となります。
家の評価額は「時価 × 0.7」で計算できる
計算したほうがいいです。なぜなら、相続税は相続して10ヶ月以内に現金一括で支払う必要があるからです。
分割払いもできず、手元に資金がない場合は、10ヶ月以内に家を売って現金化して相続税をねん出する必要が出てきます。
払えなければ、延滞税が発生します。しかも、年9%前後と非常に税率が高いんです。。。
そのため、最も相続税を左右するであろう家の計算は今のうちにやっておくべきですよ。
実家の最寄り駅にリニアが通ると、地価が上がって相続税もかなり高くなるらしい。リニアいらない。
— まりえ (@marierimarilyn) January 2, 2019
税金高いですよねー(´ー`)実家に土地も家もあるから、相続税とか固定資産税とか今から怖いですもん……。
— Yukari✩*॰らなきゅら ॰*✩ (@Yu_ka_ri_) September 23, 2018
※上記サイトは、相続税計算サービスではなく、不動産査定サービスとなります。
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・・・めちゃくちゃ簡単ですよね?
あとは、家の評価額に建物や現金含めその他の財産を加味したうえで、上述した計算方法で相続税を計算していくだけですよ。